魚を触ると生臭い!

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釣りだけに限らず、魚を触ると必ず手が生臭くなりますよね。

その生臭いにおいを早く落とす方法をお教えします。

そもそも生臭さの原因は?

トリメチルアミンは魚が腐敗したときの臭いの原因の一つである。

トリメチルアミン – Wikipedia

上記のようにあるようにトリメチルアミンが主なにおいの原因です。

魚に含まれるうまみ成分のトリメチルアミンオキサイドという物質が

魚についている細菌の持つ酵素によって分解されトリメチルアミンが生成され

独特の生臭さが発せられるようです。

どうすれば臭いが取れるのか?

トリメチルアミンの性質として、揮発性でアルカリ性、水に溶けやすいというものがあります。

高温で揮発させれば臭いが取れますが、手が大ごとになってしまいます。

アルカリ性と水に溶けるということに注目すると、

酸性で中和しながら洗い流せる液体が良いということになります。

台所にある酸性の液体と言えば、酢

昔から酢で台所やまな板のお手入れをするというのはよく聞きます。

とても理にかなった方法だったんですね。

酢で洗うと魚の臭いはとれますが、今度は酢のにおいが気になります。

どこにでも酢があるわけでもないですし。

当たり前だけどハンドソープは良くとれる

ただし、普通のせっけんやハンドソープはダメです。

普通のせっけんハンドソープはアルカリ性ですので、

汚れはとれても臭いは中和されません。

ですので、弱酸性のハンドソープを使用しましょう。

さらにオレンジオイル配合というものがよく見かけるようになりました。

オレンジオイルの成分リモネンが魚のにおいにも有効ということで、

オレンジオイル配合の弱酸性のせっけん・ハンドソープが一番におい落としに有効と思います。

でも釣りにハンドソープ持っていく余裕がない

せっけん・ハンドソープを何個も買うのはもったいない

たしかに、そう思います。

だったら100均などで売っているステンレスソープがいいと思います。

ただのステンレスの塊です。

でも、割りと優れもので流水でステンレスにこするように手を洗うと

なぜかにおいが取れていきます。

ただ、においが完全に消えるには長時間こすり続けないといけません。

まとめ

釣りに行くときはステンレスソープをタックルの片隅に入れて、納竿して手を洗うときに使用。

帰ってからオレンジオイル配合の弱酸性ハンドソープで手を洗う、というのが現実的で経済的かな。

もうみんなやってたりするかな?